韓国で働くのはハードルが高く難しいと諦めていませんか!?今回は私が韓国語ゼロの常態から1年半で正職員の仕事をみつけた方法を4つのステップに分けてお伝えします。
- 韓国語に不安があるけど韓国で働きたい人
- 仕事で使える専門知識、技術、経験がない人
- 韓国語を勉強して仕事ができるようになりたい人
- 短期間で韓国で働けるようになりたい人
短期間で仕事を見つけるには?
結論から言うと、短期間で仕事を見つけるのに必要なものは勇気です!私は韓国語がちゃんとできない状態でも求人に応募し、結果採用されました。
語学というものにはゴールがなく、どんなに勉強しても「自分は完璧に話せる」と言い切れないもの。仕事をしたい人は、不安でもどこかのタイミングで勇気をだして一旦応募してみることをおすすめすます!
では、私が韓国に来てから働くために実際にやったことを見ていきましょう!
ステップ1:韓国語の勉強
私が韓国に来た時知っていた韓国語は「アニョハセヨ」と「カムサハムニダ」だけ。周りの人がなんと言っているかも、自分がなんと言ったらいいのかも全く分かりませんでした。もちろん、読み書きなんてもってのほか…
もともと夫とは英語で会話していたため、夫の家族や友人と話す時は常に夫を通していました。
1人で買い物に行くこともできず、これではまずい!と思ったときに夫が見つけてくれたのがタムナセンターの韓国語講座でした。
タムナセンターとは
- 日本語に訳すと「多文化家族支援センター」 ※私の住んでいる地域では「家族センター」に名前が変わりました
- 片親、多文化家庭、単身世帯などを支援する市の施設
- 韓国語講座、子育て教室のほかお菓子作り、バリスタ資格取得などのプログラムをほとんど無料で受講可能
私が受講した韓国語講座は1~4段階に分かれていて、事前テストを受けて自分のレベルからスタートできました。もちろん私は1段階から。コロナのため授業はオンラインで行われました。
ほかに、無料で受講できる韓国語講座は社会統合プログラムもおすすめです。
社会統合プログラムとは
- 法務部(日本でいう法務省)が移民者のために行っている韓国語、韓国文化理解のための教育プログラム
- 0~5段階があり、事前評価やTOPIKの成績によって自分に合ったレベルから受講可能
- 基本的には5段階(韓国社会理解)受講→総合評価(韓国語と韓国文化に関するテスト)の流れ
- 韓国の永住権を取得するには総合評価で合格する必要あり
私はこのプログラムを知らなかったのでタムナセンターで韓国語を勉強し、5段階のみ受講しました。
永住権が欲しい人は、はじめから社会統合プログラムで勉強するほうが効率がよさそうです。
ステップ2:日常でアウトプット
韓国語講座の1段階でハングルや簡単な会話表現を学んだら、実践あるのみ!使わなければ勉強した意味がありません。私が実践した方法を紹介します。
家族とのやりとり
私は英語が話せないシオモニと住んでいるので、韓国語を使わなければならない状況にありました。シオモニはとてもやさしく、私が間違って失礼にあたる発言をしても笑い話に変えてくれます。
韓国人の家族がいない人(シオモニが怖い?人も)は韓国人の友達とのやりとりで実践してみましょう。
- レベル1カカオトークでのやりとりは全部韓国語で!
正直、メッセージのやり取りは、翻訳アプリがあればなんとかなります!(笑)
返事をするのに時間がかかっても大丈夫なので、やりとりをしていくうちに「こんな時はこう言えばいいんだ」ということがなんとなく分かってきました。
- レベル2夫を通さずシオモニと会話
夫がいる時でも、シオモニに直接話しかけるようにしました。伝わらなかったら夫が通訳してくれるので、少しずつ韓国語での会話に慣れることができました。
- レベル3シオモニや夫の妹と外出
今度は、夫なしでシオモニや夫の妹と外出するようにしました。伝わらないことは時々ありましたが、翻訳アプリでなんとかなりました。
私が使っている翻訳アプリはこちら
家の外で実践
家族とのやりとりができるようになったら、次は普段の生活で韓国語を使ってみましょう。
まずは一人で行くことが多い買い物から実践。食品、日用品、洋服などを買うときに使う韓国語を覚えました。好きな洋服をインターネットで探すのも、リーディング能力を上げるのに役立ちますよ。
ステップ3:仕事をさがしてみる
私は一人で買い物ができるようになったぐらいのタイミングで仕事を探しはじめました。チェックしたサイトは
の2つ。ほかにも
が有名ですが、私の韓国語レベルでできそうな仕事がありませんでした…
サイトにはたくさんの求人がありますが、なかでも食品、化粧品、半導体などの工場は外国人でも雇ってもらえる可能性が高いです。また、外国人を雇っている会社は「外国人可能」や「〇〇ビザ可能」と求人に記載があることもあります。
私はアルバモンで食品工場の募集を見つけてムンチャ(メッセージ)で応募したところ、面接に来るように返信がありました。
ステップ4:いざ面接へ
当時の私の韓国語レベルは日常会話レベル以下。ダメ元で面接へむかいました。
しかし、面接で聞かれたことはたった3つ!

服のサイズは?
靴のサイズは?
昼間?夜間?
これだけです!!いきなり服のサイズを聞かれてびっくりしました(笑)こんなことならもっと早く応募してもよかったとすら思いました。
でも、これで晴れて韓国の現地企業に採用。1年間正職員として働きました。韓国人と同じように各種手当てはもちろん、退職金ももらいましたよ♪
以上が私が韓国語ゼロから1年半で現地企業に就職した方法です。大事なのは、不安でも勇気をだして応募してみること。ある程度韓国語を勉強して日常でも使えるようになったら、積極的に仕事を探してみてくださいね!
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