荒い!?危ない!?韓国で運転するには

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韓国で運転できると便利ですよね。特に地方在住の場合は公共交通機関が少ないので、車がないと不便です。今回は韓国で運転する方法と、運転する際の注意点をお伝えします!

韓国で運転する方法は3種類

韓国で車を運転するには3種類の方法があります。

①国際運転免許証を取得

これから韓国に行くという人で、滞在期間が1年未満の場合は国際運転免許証を取得しましょう。3,000円程度で取得できるほか、日本の免許センターで手続きを行うので韓国語ができなくても大丈夫です。

有効期間が1年で更新ができず、免許証自体がデカい(縦148mm×横105mm)ので持ち運びにくいのがデメリット。

②日本の免許証を切り替え

私はこの方法を使いました。日本の有効な運転免許証を持っている場合は、韓国で簡単な身体検査を受けることで韓国の免許証に切り替えることができます。費用は必要書類にかかる金額も含めると5,000円程度。発行日から10年有効の免許証を取得できます。

また、日本の免許証を預ける必要があるのですが、申請時に出国する航空券(自分の名前の記載があるもの)を提示すれば、その場で返してもらえま

③韓国で試験を受ける

日本の免許を持っていない人は、韓国で教習所(運転学院)に通って免許を取得することができます。取得した免許は日本の免許に切り替えることも可能。韓国語が話せる人にはおすすめです!

韓国では日本よりも安く、短期間で運転免許を取得できます。年齢は満18歳から可能。期間は教習所に通えばだいたい2~3週間、かかる費用はなんと10万円以下です。

また、韓国では教習所に通わず自分で練習して試験を受ける方法もあり、その場合は5万円くらいあればいいようです。

室内でモニターを見ながらハンドルを操作して練習するよ!

モバイル免許証とは?

韓国では運転免許証をスマホに登録することができます。オンライン・オフラインで使え、法的効力はカード型と同じ

・運転資格の提示

・年齢確認された際の身分証として利用

・オンラインでの個人認証

などができ、カードを携帯する必要がありません。

今後は外国人登録証などへもモバイル身分証の制度が導入されるようです。 

運転免許証をスマホに登録できるPASSアプリ

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韓国での運転は危ない

韓国で運転する際は、日本との違いを理解していないと危険です。

路上駐車が多い

韓国では路上駐車が多いため、道の両側に車がずらっと駐車してあることがよくあります。そのため実際に走行できる幅が狭く、歩行者もよく見えないことがあります。

クラクションを多用

日本と違って「お先にどうぞ」と道を譲ってもらえることは少なく、逆に「早く行け」とクラクションを鳴らされる回数は確実に多いです。

邪魔だよ!早く行ってー!!

クラクションを鳴らされても自分が違反しているわけではないことがほとんどなので、ビビらないようにすることが大切です。

ルール違反が多い

バスの運転手が信号無視をしたり、一般の運転者でも本来だめなタイミングでUターンしたりといったルール違反をよく目にします。

韓国人のせっかちな性格や、免許取得が簡単なためルールをよく知らないこと原因なのかもしれませんね。

日本とのルールの違い

韓国と日本ではもちろん交通ルールに違いがあります。ここでは特に気をつける必要があるルールを4つ紹介します。

①左ハンドル、右側通行

一番大きな違いはハンドルが左側で、車が右側を走行するということです。私は韓国で運転をはじめてまだ間もないので、日本のように左側を走行してしまわないように常に神経を使っています…

ワイパーと方向指示器も日本と逆です。(左が方向指示器、右がワイパー

私はしょっちゅう間違えます。曲がろうとするとワイパーが動きます(笑)

②左折

日本では青信号で右折することができますが、韓国では基本的に青信号で左折するのは違反です。たとえ対向車がいなくても、左折の矢印信号がでるまで待ってから左折しなければなりません。

出典:도로교통공단

ただこれには例外があり、非保護(비보호の標識がある交差点では青信号で左折できます。どういう意味かというと、「左折してもいいけど、何かあっても保護はしませんよ」ということです。

出典:도로교통공단

③Uターン

韓国では左折できない交差点が多く、その場合は一旦左折したい場所を通り過ぎてからUターンし右折する必要があります。

ナビに「Uターンしてください」と言われることが多く私もはじめはびっくりしました。

ただ、Uターン可能の標識のある場所でしかできないので注意しなければなりません。

Uターンできるタイミングは交差点によって違うので、標識を確認する必要があります。

出典:도로교통공단

このような標識の下にいつUターンできるか記載があります。

  • 常時Uターン可(何も記載がない場合)
  • 左折信号時(좌회전시)
  • 歩行者信号が青の時(보행신호시)

などいくつか種類があるので、韓国語が読めないと危険です!

④右折

韓国では、赤信号でも車や歩行者がいなければ右折可能です。なので、もし赤信号で自分が直進したい場合は、一番右の車線で停止すると右折したい他の車に迷惑をかけることになります。

不安な人は教習所で道路演習を

国際免許証を取得したり韓国の免許に書き換えたりすれば、韓国で運転することは可能です。しかし、韓国の車や交通ルールについて何も知らないまま運転するのはあまりにも危険。

教習所にはペーパードライバーのための道路演習コースがあるので、不安な人は自分で運転する前に教習所に行くことをおすすめします!!

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