韓国語初心者が1年でTOPIK6級を取得する方法

留学や就職、ビザの取得のためにTOPIKを受けたいと思っていませんか？私は結婚を機に韓国に来てから韓国語の勉強をはじめて、1年後にTOPIK6級を取得できました。今回は、私が短期間でTOPIK6級を取得した方法を紹介します！

私の成績

韓国に来てはじめて韓国語に触れてから1年、人生初のTOPIK受験で6級をとることができました。

実際にTOPIKに特化した勉強をはじめたのが韓国に来て10カ月目なので、実質約2カ月の勉強で6級をゲットしたことになります！

短期間でTOPIK6級を取得できた理由３つ

私が1年という短期間でTOPIK6級を取得できたのは、

①ビザ申請のためにTOPIKの成績が必要だった
②勉強を始める前に申し込んだ
③TOPIK以外の勉強はしなかった

という3つの理由があります。1つずつ見ていきましょう！

①永住権の申請に必要だった

私がTOPIKを受けたのは、韓国の永住権を申請するために必要だったからです。

韓国で永住権を取得するには社会統合プログラムの5段階を受講して総合評価に合格しなければならず、そのためにはTOPIK4級以上の成績提示が必要でした。※ほかの方法もあります

ビザのために全力で勉強しました！

ビザ以外にも留学や仕事などのためにTOPIKの成績が必要な場合、趣味で受験する人に比べて明確な目標があるので、モチベーション維持しやすいです。

②TOPIK4級以上が必要と分かったらまず申し込み

一般的に何かの試験を受ける際、ある程度勉強が進んでから申し込みますよね？

私はあえて勉強を始める前に申し込みました。自分がTOPIKⅡというものに申し込しなければならないこと、自宅に近い試験会場を確認して申し込んだのが試験の約2カ月前！

あらかじめタイムリミット（＝試験日）を設定することで、学習計画が立てやすくなりました。

③実際の勉強法

私がTOPIK4級以上合格に向けて行った勉強法を紹介します。ニュースを聞いたり読んだりするという勉強法もありますが、私は「TOPIK4級以上合格」を目指していたため、TOPIKに関係のない勉強は一切しませんでした。

TOPIKクラスを受講

韓国に来て10カ月ぐらいたったころから、タムナセンターのTOPIKクラスを受講しました。私がまだ韓国語3段階の授業を受けていた時でしたが、並行して受けることができました。

費用は無料でした！

クラスでは「リスニングの〇番～〇番はアナウンスの問題がでます」などといった設問ごとの情報や、「この単語のあとに重要なことが書いてある」などの解き方のポイント、よくでる表現などを教わり、実際に過去問や練習問題を解いてみました。

また筆記に関しては、書き方のひな型を教わり、実際に自分が書いた文を先生に添削してもらうことができました。ひな型を教わることで、私の筆記への思いは「絶対無理」から「できるかも」に変わりました。

無料で添削までしてもらえたことは本当にありがたかったです。もちろん先生にもよりますが、タムナセンターのTOPIKクラス、超おすすめです！

過去問を解く

実際の試験形式に慣れておくため、TOPIKの過去問を入手しました。時間配分について考えるには過去問を解いてみるのが一番！

第64回までの試験は無料で過去問が手に入るので、5回分をダウンロードして答えを覚えてしまうくらいまで何回も解きました。私は回答用紙までダウンロードし、実際受験する時と同じ環境をつくりました。

過去問を無料ダウンロードできるサイト：かじりたてのハングル

聞き取り問題の音声ファイルもダウンロードして、外出時に聞いていました。特に最後のほうの問題は

聞く→全体の意味を日本語で理解→聞く→分からない単語を調べる

を繰り返すことで、はじめはさっぱり分からなかったものが聞き取れるようになりましたよ！

筆記対策の本を購入

聞き取りや読解はTOPIKクラスと過去問で十分対策ができましたが、筆記に関してはもっと練習が必要だと感じたので本を一冊買いました。逆にいえば、私がTOPIK4級以上合格のために何かを買ったのはこの本だけです。韓国で購入したので1,600円くらいでした。

この本はかなりボリュームがありますが、私は2～3回ずつ解きました。51～53番は練習すれば確実に点数がとれるのでしっかり準備しましょう。

54番は諦める受験者もいるようですが、私は何度も練習し、毎回夫にチェックしてもらっていました。しっかり対策するにはもっと練習が必要でしたが、実際の試験では無事時間内に書き終わったので、頑張った甲斐は大いにありました！

以上が私が1年でTOPIK6級を取得した方法です。

• 明確な目標を設定
• タイムリミットを設定
• 過去問をしっかり解く

短期間でTOPIK6級を取りたい人は、ぜひ参考にしてみてください！